頭痛と言っても 軽度な症状から生活に支障をきたすものまで。「頭痛くらい」と軽く考えてばかりもいけません。頭痛も色々なタイプがありますが、ここでは身近な「偏頭痛」「緊張型頭痛」について記載いたします。
★脳の血管が広がって痛む頭痛「偏頭痛」★
偏頭痛は何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きます
脳の血管が拡張すると周囲の三叉(さんさ)神経を刺激します。刺激により発生した炎症物質がさらに血管を拡張させ偏頭痛を発症させます。
ストレスから解放された時に血管が拡張されることがあり、仕事のない週末に偏頭痛を起こしやすくなります。
★【痛みの誘因】
女性ホルモンのバランスに変化がある時・寝過ぎたり、逆に寝不足だったり、空腹、疲労、光や音の強い刺激も挙げられます。
★【偏頭痛の症状】
偏頭痛の直前には肩こりが出たりします。こめかみから目の周辺がズキズキと心拍に合わせるように痛みます。片方の頭だけでなく 両側が痛むこともある発作性の頭痛です。酷くなると日常生活に支障をきたすことも多い頭痛です。
★【偏頭痛の特徴】
体を動かし頭の位置を変えると痛みが増します。また、頭痛以外にも「吐き気」「嘔吐」「下痢」などの随伴症状があり、光・音・におい・気圧や温度の変化に敏感になることも特徴の1つです。
痛み出すと2,3日続き、1ヶ月に1,2度、多い人では週1回と周期的に繰り返します。
★【予防法】
1、頭痛日と環境を書き留め 偏頭痛の起こる要因をチェック(例:人ごみにいた、寝不足だったなど)
2、週末の寝だめ・2度寝を避ける(寝だめ・2度寝は空腹と重なると偏頭痛を重くする)
3、空腹、疲労、寝不足などストレスに注意
4、頭痛の誘発食品を避ける(チーズ・チョコレート・赤ワイン・ハム・ヨーグルトなどの摂り過ぎ)
★【対処法】
1、血管の拡張が原因の偏頭痛ですので 頭の痛みの箇所を冷やすと血管が収縮し和らぎます。
2、体の動き、光、音などで痛みが増しますので静かな暗い場所で横になりましょう。
3、コーヒー、日本茶などのカフェインは血管の収縮作用があります。連日の過度な摂取は逆効果です。
★頭周辺の筋肉が緊張して痛む頭痛「緊張型頭痛」★
頭の横の筋肉・首・肩の筋肉が緊張することで起きます。
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり神経が刺激されて起こる痛みです。
★【痛みの誘因】
精神的・身体的ストレスが多く、コンピューターやスマホ・携帯などの長時間作業で同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。また、筋肉の緊張のみならず、うつ病などの心の病が原因となることもあります。
中には「緊張型頭痛」と「偏頭痛」を併せ持つ人もいます。
★【緊張型頭痛の症状】
頭全体が締め付けられるような痛みの症状があります。
★【緊張型頭痛の特徴】
午後から夕方にかけて目の疲れや倦怠感とともに痛みが現れ、後頭部から首筋を中心に頭全体が締め付けられるように痛みます。
吐き気や嘔吐などの頭痛以外の症状はなく 日常生活に支障をきたす偏頭痛ほどではありません。
数時間で治まる場合や頭痛がひどく数ヶ月以上続くなどの慢性化するケースもあります。
★【予防法】
1、長時間同じ姿勢をとらないようにしましょう。
2、簡単なストレッチをしましょう。
・両肩をキュッと上げて、ストンと下ろします。力を入れず10~20回程度行います。
・首をゆっくり左右に倒しましょう。左右とも10回程度行いましょう。
3、首に負担がかかる枕の高さでは首の筋肉が一晩中緊張します。あなたに合った枕を選んで下さい。
★【対処法】
1、温めて、コリをほぐす。蒸しタオル・半身浴で筋肉のコリをとり血行を良くしましょう。
2、頭痛が起これば、心身にストレスを加えていることを中止し 早めに気分転換しましょう。
【頭痛でお悩みのお客様に当店が出来ること】
偏頭痛の誘因である寝不足・寝だめ・疲労・ストレスは 自分に合わせた敷きふとん(オーダーマットレスをお薦め)でお休み頂くことにより、身体に負担なく呼吸も安定し、リラックした深い眠りを得ることにより解消されると思います。
また、緊張型頭痛の誘因である首・肩の筋肉の緊張、それに伴う血行不良も 適切な枕・寝姿勢で改善されると考えられます。
もちろん、寝具を整えるのと同時に「快眠の知識」を併用頂くことで心身ともリラックスした身体に負担のない睡眠を得られます。睡眠は長時間 同じ姿勢をとり続けるのですから 身体に合った理想の枕・マットレスは大変重要になります。
あなたの体型に合わせたオーダー枕・オーダーマットレスで苦痛のない毎日の笑顔のお手伝いをさせて下さい。ご相談はお気軽に。お待ちしております。
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